読書感想②「伝え方が9割」

読書感想②

 

「伝え方が9割」

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なぜこの本を読んだかと言うと、

ただただタイトルに惹かれたからです。笑

 

伝え方の重要さは

仕事をし始めてから一層感じている

ところでもあります。

 

読んだ純粋な感想としては

 

「すんごいシンプル」

 

だし

 

以外と無意識的に使っている所もあった。

 

でも

 

伝え方が上手くなるコツは、

 

ひらめきとかではなく

 

意識して作る必要がある。

 

これは読んでみると納得するとは思います。

 

“伝え方”

 

を学校で習うことはありませんよね。

 

でも、今の時代は

 

“個人の発信力”

 

が求められています。

 

組織ではなく、個人の発信が効く時代です。

 

「CMでやってた」

とかではなく

「〇〇がインスタで載せてた」

とかの方が効力がある時代なんでしょう。

 

その個人の発信力が効く時代であるからこそ

 

伝え方が大事になります。

 

 

例えば

 

よくコンビニで

 

「いつもトイレをきれいに使っていただき、ありがとうございます」

 

と書いてある張り紙を見ることが多いと思います。

 

個人的には凄く上手だなーと思っていた文章ですが、

 

何が上手なのかまで考えていませんでした。

 

この文章に関しては

 

要は

「トイレをきれいに使ってください」

ということが伝えたいだけなのです。

 

ただ、

 

「トイレをきれいに使ってください」

 

だけだと、コンビニ側のメリットでしかありません。

 

しかし、

 

そこに

 

「いつもきれいに使っていただきありがとうございます」

 

と“感謝”を伝えることで

 

相手はお願いを拒否しにくくなるのです。

 

結局は、伝えなきゃいけないので

 

相手側がどう受け取るかを考えなければいけません。

 

「No」を「Yes」

 

に変える技術としては

 

・自分の頭の中の言葉をそのままにせず

・相手の頭の中を想像し

・相手のメリットと一致したお願いを作る

 

ことが大事です。

 

そのための方法として

 

「〇〇さんでなきゃ」と「あなた限定」

 

の表現を使ったり

 

「一緒に〇〇しよう」と「チームワーク化」

 

の表現を用いたり

 

相手に合わせた伝え方を

 

知る必要があるのかなと感じました。

 

 

個人的には

 

認知症の人への伝え方

 

応用できないかと思いながら

 

読んでいました。

 

例えば、

 

“なかなか受診に行かない認知症の方”

 

認知症の検査をしに行こう」

 

と家族の人が受診を勧めても

 

「行かなくても大丈夫」

 

と頑なに拒否する人も

 

少なくないようです。

 

その時に

 

「〇〇が認知症になったら私が困るから一緒に病院に行こう」

 

と伝えることで、受け取り方が変わります。

 

この技術は

 

本書に記載されている

 

“嫌いなこと回避”

 

を用いて、

 

家族に迷惑が掛かってしまう

 

という認識を与えることが出来るからでは

 

ないでしょうか。

 

伝え方を少し変えるだけで

 

伝わり方・受け取り方が

 

変わります。

 

人と関わる仕事をしていて

 

本当に実感します。

 

自分も伝え方が

 

凄く苦手だから

 

難しさはしみじみと感じます…

 

 

本当に伝え方って大事。